和歌山を拠点に、倉庫や事務所などの
非住宅建築を手がける、
浅井良工務店のTimber Worksです。
保管する場所について
調べていると、
「冷蔵倉庫」
「保冷倉庫」
「定温倉庫」
といった
言葉を見かけます。
「自分たちが必要としているのは、
どの倉庫だろう」
「希望する温度に設定できれば、
それでよいのだろうか」
今回は、倉庫を選ぶ前に
整理しておきたい、
保管条件についてお伝えします。
名称とあわせて、実際の仕様と用途を確認する

倉庫を比較するときは、
名称だけで判断せず、
自社の保管物に合った仕様かを
確認することが大切です。
必要な温度に対応できるか。
保管物に合った設備か。
日々の入出庫を想定した
計画になっているか。
「定温」という言葉だけでは、
自社の商品や原料に
適した環境かどうかまでは
判断できません。
対応する温度範囲や
設備の仕様を、
保管物に必要な条件と
照らし合わせていきます。
今回は、設備を検討する前に
整理しておきたい内容を、
4つに分けてご紹介します。
① 何を、どのような状態で保管するか

最初に確認したいのは、
保管するものです。
農業であれば、米なのか、
野菜なのか、果物なのか。
食品加工・製造であれば、
原料なのか、加工途中のものか、
完成した製品なのか。
運送・物流の場合は、
荷主から指定される保管条件を
把握することが出発点になります。
必要な温度や湿度の条件は、
品目や製品の状態によって異なります。
取引先の仕様書や、
製品に示された保管条件など、
判断の根拠になる情報を
整理しておきます。
条件がまだ決まっていない場合も、
「分かっていること」と
「これから確認すること」を
分けておくと、
検討を進めやすくなります。
② どれくらいの量を、どのくらいの期間保管するか

普段の在庫量だけでなく、
最も荷物が増える時期にも
目を向けます。
収穫期にまとめて入庫するのか。
製造量が増える時期に
在庫を確保するのか。
短期間で荷物が入れ替わるのか、
長く保管するのか。
同じ年間取扱量でも、
一度に保管する量が違えば、
必要な空間も変わります。
袋、箱、コンテナ、パレットなど、
荷物の形や寸法、置き方も
一緒に整理しておきたい情報です。
「普段は収まっているけれど、
繁忙期には置き場所が足りない」
そうした状況がある場合は、
どの時期に、どれくらい
保管量が増えるのかを
確認しておきます。
③ どのように出し入れするか

保管スペースを考えるときは、
荷物を置く場所とあわせて、
作業する場所も確認します。
人が手で運ぶのか。
台車やフォークリフトを使うのか。
どの時間帯に搬入・搬出が
集中するのか。
こうした仕事の流れを
確認することで、
出入口や通路、保管場所の配置を
検討しやすくなります。
「必要な量が入ること」と
「日々の作業が進めやすいこと」。
この両方を考えておくことが大切です。
荷物を置いた状態でも
通路が確保できるか、
必要な荷物を取り出せるかなど、
実際に使う場面を思い浮かべながら
整理していきます。
④ 搬入するときの状態も伝える

もう一つ確認したいのが、
倉庫に入れる時点での
荷物の状態です。
すでに冷えた製品を保管する場合と、
温度の高いものを搬入して
冷やしたい場合では、
設備に求める役割や
必要な冷却能力が異なります。
そのため、設定温度だけでなく、
次の情報も設計時に確認します。
・搬入するものの温度
・一度に搬入する数量
・どの温度まで冷やす必要があるか
・どれくらいの時間で冷やすか
保管のための設備が、
製造工程で必要な冷却にも
対応できるとは限りません。
保管と冷却、
それぞれに必要な条件を整理し、
計画する設備で対応できるかを確認します。
必要な条件が見えると、倉庫の選び方も変わる
ここまでの内容を整理すると、
確認したいのは次の4点です。
・保管するものと、
必要な温度・湿度条件
・保管量と保管期間
・荷物の出し入れや作業方法
・搬入時の状態と、
設備に求める役割
HOZONEについて
検討するときも、
この情報が計画の土台になります。
最初からすべてを
決める必要はありません。
まずは、今の保管方法で
困っていることを整理するところから
始めてみてください。
次回は、その保管空間を
「どこにつくるか」。
既存の倉庫を活かす方法から、
新築で計画する方法までを
ご紹介します。
自社に合う保冷倉庫を考えるために
保管環境を見直す際の
選択肢として、
HOZONEの資料を
ご用意しています。
仕組みを知ったうえで、
自社の保管条件と
照らし合わせてみたい方は、
ぜひご覧ください。
今話題の冷蔵倉庫
『HOZONE』を知るところから
始めてみませんか。
資料請求はこちらから▼




